スーパーフード「ヘンプシード」の驚きの栄養素とは?おすすめの食べ方について解説!|オーガニック・マクロビ料理教室G-veggie
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スーパーフード「ヘンプシード」の驚きの栄養素とは?おすすめの食べ方について解説!




スーパーフードの「ヘンプシード」をご存じですか?


ヘンプシードとは、麻の実の種子のことです。麻の実といっても大麻のような陶酔作用のあるものとは別品種になりますのでご安心下さい。


ヘンプシードは非常に栄養価が高く、日本だけでなく世界中から注目を浴びています。この記事では、ヘンプシードの特徴や効果、食べ方について詳しく紹介します。




ヘンプシードとは


ヘンプシードとは麻の実の種子のことで、昔から世界中で食されてきました。日本では、七味唐辛子の薬味として使われています。七味唐辛子の中の一番大きな丸い粒が、ヘンプシードです。


このヘンプシードが、スーパーフードとして今世界中で注目されているのです。スーパーフードとは、一般の食品よりも高い栄養価を持つ食品、もしくは特定の栄養価が突出して高い食品のことを指します。


ヘンプシードはビタミンやミネラル、タンパク質や必須脂肪酸などがバランス良く含まれており、一般の食品よりも高い栄養価を持つ食品として認められているのです。




ヘンプシードの種類


ヘンプシードには大きく分けて、ナッツ・オイル・パウダーの3つの種類があります。


ナッツ

ナッツは、ヘンプシードの殻を取り除いた種子の部分です。クルミのように柔らかく甘い味わいで、食べやすいのが特徴です。そのまま食べても良いですし、食事や料理に取り入れるのもおすすめです。


オイル

ヘンプシードオイルは、コールドプレス製法といって、熱を加えずにゆっくりと圧力をかけてオイルを抽出する製法が使われています。そのため、加熱によって栄養素が損なわれることがありません。ヘンプシードオイルの栄養価の高さをいかすなら、そのままパンにつけて食べたり、ドレッシングにしたりするのがおすすめです。


パウダー

パウダーは、ヘンプシードからオイルを抽出した後の果皮と種子を粉末状にしたものです。食物繊維やタンパク質が豊富で、香ばしい風味があります。クッキーやケーキの生地に混ぜて焼くと美味しいです。




ヘンプシードの驚きの効果とは?

ヘンプシードには、整腸効果やダイエット効果のほか、貧血の予防やアレルギー症状を改善する効果があります。美容・健康へのさまざまな効果の一部を紹介します。



腸内環境が整う

ヘンプシードには食物繊維が豊富に含まれています。そのため、摂取することで便秘が改善されやすくなり、腸内環境が整いやすくなります。また、便秘にともなう肌荒れの改善も期待できるでしょう。便秘や肌荒れに悩んでいる人は、ぜひヘンプシードを試してみてくださいね。


ダイエットに効果的

ヘンプシードにはオメガ3脂肪酸が含まれています。オメガ3脂肪酸には、中性脂肪を減らしたり脂肪の燃焼を促進したりする働きがあるので、ダイエット中には非常にありがたい栄養素なのです。ダイエット中の人は、ヘンプシードを摂取することをおすすめします。


貧血の予防

ヘンプシードには鉄分が豊富に含まれています。鉄分は赤血球を作るために必要な栄養素で、不足すると頭痛や食欲不振などの症状が出てきます。とくに女性は鉄分が不足すると貧血になりやすくなるので、ヘンプシードを積極的に摂取したいですね。女性は日頃からヘンプシードを摂取することで、月経時の貧血の予防にもなるでしょう。


アレルギー症状の改善

ヘンプシードに含まれるオメガ3脂肪酸には、アレルギー症状を改善させる効果があります。花粉症もアレルギー症状の一種なので、花粉症の人は積極的にヘンプシードを摂取することで予防ができます。


美肌に効果的

ヘンプシードにはガンマリノレン酸が含まれています。ガンマリノレン酸には、身体の細胞のひとつひとつを健康に保つ働きがあります。また、皮膚のバリア機能を回復させたり、皮膚の水分を保持したりする働きも。つまり、美しい肌を保つために必要な栄養素なんですね。


血圧や血糖値を安定させる

ヘンプシードに含まれるガンマリノレン酸には、血圧や血糖値を正常な範囲で安定させる働きもあります。血圧や血糖値が低すぎる、もしくは高すぎる人は、ぜひヘンプシードを試してみてはいかがでしょう。


PMS(月経前症候群)を軽減させる

ヘンプシードに含まれるガンマリノレン酸には、PMSを緩和する働きもあります。月経前にイライラや憂鬱などの心の症状や、むくみや頭痛などの身体の症状がある人は、ぜひヘンプシードを試してみてくださいね。症状が緩和されるかもしれません。





ヘンプシードの1日の目安摂取量とは?


ヘンプシードの摂取量には、とくに上限は設けられていません。でも、食べすぎるとお腹が緩くなるので、注意する必要があります。


ちなみに、成人が1日に必要な各種栄養素を摂取するための目安は、ヘンプシード約30g(大さじ2杯)です。ヘンプシードを初めて試してみる人は、1日に約30gを目安にしてみてくださいね。




ヘンプシードを摂取する際の注意点とは

ヘンプシードを摂取する際の注意点を2つ紹介します。


開封後は冷蔵庫で保存する

開封したヘンプシードは冷蔵庫で保存し、2~3か月で食べきるようにしましょう。そのままにしておくと酸化が進み、品質の劣化につながります。風味も変わってきますので、気をつけましょう。


常温で摂る

ヘンプシードは加熱すると、必須脂肪酸の一部が壊れやすくなります。加熱せずに常温で摂取することで、ヘンプシードの栄養を余すところなく摂取できます。料理の種類によっては加熱せざるを得ませんが、なるべく常温で摂ることをおすすめします。




ヘンプシードに副作用はあるの?

ヘンプシードを摂取した際の重大な副作用は、現時点では報告されていません。しかし、前述したように摂りすぎるとお腹が緩くなり、腹痛や下痢などの症状が出ることがあります。不安な方は少量から試し、少しずつ量を増やしていくと良いでしょう。





ヘンプシードのおすすめの食べ方は?

ヘンプシードのおすすめの食べ方を、種類別に紹介します。


ナッツ


ナッツは、そのまま食べたりサラダにかけて食べるのがおすすめです。香ばしい香りとナッツの歯ごたえがサラダにマッチして、食欲も進むでしょう。スープにトッピングしてもおしゃれですね。







オイル

オイルタイプのヘンプシードは、ドレッシングにしたり、マリネを作ったりするのがおすすめです。パンにつけてそのまま食べても美味しいですよ。あまり料理をしない人は、毎日オイルを飲むことを習慣にしても良いすね。


パウダー

パウダータイプのヘンプシードは、ジュースやスムージーに混ぜるのがおすすめです。ヨーグルトに混ぜて食べても美味しいです。また、クッキーやケーキの生地に入れて焼いても美味しいですよ。



まとめ


ヘンプシードの特徴や効果、食べ方を紹介しました。ヘンプシードはスーパーフードに認定されている、非常に栄養価の高い食品です。


またヘンプシードには、便秘改善やダイエットのサポート、貧血の予防やアレルギー症状の改善、血圧・血糖値の改善やPMSの緩和など、さまざまな美容・健康への効果があります。


食べすぎるとお腹が緩くなるので、1日30gを目安に摂取してみてくださいね。継続して摂取することで、美容にも健康にも良い効果が得られるでしょう。




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G-veggieはGrain(穀物)とVeggie(野菜)を合わせた造語で、人間にとって大切な2つの食べ物を、料理の中心にして自然に寄りそった生活をしていきたいという意味を込めました。


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