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【100年ごはん】映画上映会 日本の食卓100年前から100年後まで



100年前の日本


今からちょうど100年前の日本はどんな風だったのだろうと思い、1917年(大正6年)のことを調べてみたら、1914年にはじまった第1次世界大戦の真っただ中でした。


当時の日本人の食生活はというと、家庭料理の中にも洋食が少しずつ浸透し始めてきましたが、庶民の食卓はご飯と味噌汁と野菜のおかずの「一汁三菜」が当たり前で、まだまだ和食が中心でした。


そんな中、都市部では「コロッケ」が大流行。 いわゆる 「中食」が始まったのが、いまからちょうど100年前のことで、今では庶民の味覚「コロッケ」も、当時はおしゃれでカッコいい、トレンディーな食べ物だったそうです。


まだ日本には食品添加物が無かったため、コロッケも賞味期限が短く保存がきく食品ではなかったようで、熱いうちに家に持って帰り、食卓に並べて家族揃って食べていたようですね。




食品添加物と農薬


食品添加物という言葉が作られたのはいつかというと、それから約30年後の1947年(昭和22年)。  第2次世界大戦後食品加工の技術が進み、様々な化学合成物質が作り出されるようになり、石油由来の 化学合成された物質が使用されはじめ、「うまみ」「色」「つや」「賞味期限を延ばす」などの目的のために、あらゆる食品に添加されるようになりました。



時を同じくして、日本の農村でも農薬が野菜、果樹、茶に使われ始めましたが、その頃は稲作には使用されていなかったそう。その理由は、当時の日本の農業は外国からの技術導入に頼っていたため、水田のない外国では稲のための農薬の開発がされていなかったからです。


その後、日本では1961年(昭和36年)に農業基本法が制定され、化学肥料や化学合成農薬の使用、作業の機械化をすることで、農地の単位面積あたりの収穫量を目覚ましく増大することに成功しました。 この国の政策は小面積の農地しか持たない日本の多くの農家にとってはとてもありがたいことでしたので、日本中の農家さんがそれまで長く続けてきたオーガニック農法をやめ、積極的に慣行農法(農薬や化学肥料を使った農法)に取り組みはじめたのです。


農家さんにとって長年の悩みは、「虫と雑草との終わりなき闘い」。 来る日も来る日も腰をかがめて駆除し続けてきた虫や雑草が、除草剤を撒くだけでいなくなるのですから…


化学肥料や農薬、そして特に除草剤は農家さんにとっては「魔法の薬」でした。 でも、良いことは長くは続きませんでした。 これは世の常なのですが、メリットが大きい物は、デメリットも大きく、長年にわたってそれらを使い続けると、自然の生態系に悪影響があることが次第に解ってきました。




このままでは「土」が死んでしまう!!


「土」は私たちの命の源。 農薬や化学肥料を使った畑の土は固くて、とても冷たいですが、無肥料・無農薬の畑の土は、柔らかくて温かいのをご存じですか?


冷たくて硬い土で育つのと、柔らかくて温かい土で育つのとでは、どちらが倖せな野菜になるでしょうか? 答えは当然、後者ですよね。


「人間は食べた物のようになる」とよく言いますが、気持ちよく育った農作物を毎日いただけば、私たちはもっとシンプルに幸せになれるのではないかと思うのです。


100年前の日本の農地は全部オーガニックでした。 平成22年度の調査では日本のオーガニック農地はたった0.47%。 最新のデータは発表されていませんが、服部栄養専門学校校長の服部幸應先生がおっしゃるには0.38%に下落しているそうなのです。 先進国でオーガニック農地が減少しているのは、日本だけ!! そして日本の農薬の使用量は、なんと世界一。オーガニック先進国アメリカに比べると、農薬の使用量はなんと8倍以上です。


日本のオーガニック農業は今、絶滅の危機に瀕しているといっても過言ではありません。


このままでは、日本で安心&安全な農作物ができなくなる日が来るかも。。。 100年先の日本は一体どうなっているのでしょうか?




100年ごはん


そんな100年先の未来を見据えて、人間が生きるためのベースとなる食・農業の抜本的な改革を行なっている地方自治体があります。


大分県臼杵市は、その土地に暮らす人々が、安心安全な食べ物を手に入れられるよう農薬不使用・化学肥料不使用での野菜づくりを推進しています。 そしてその取り組みが映画になり、日本やアメリカでも上映されています。


その映画は『100年ごはん』(配給/TME)。


監督の大林千茱萸さんは、映画作家の大林宣彦さんの長女で、料理研究家としても活躍している方です。



この映画は4年間120時間にわたり大林監督が追いかけた、65分のドキュメンタリー。 臼杵市の農家や市民たちの姿を通して、自然と共生し、未来に豊かな食文化を繋げていこうとする取組みが丁寧に紡がれています。


★100年先の未来に向けて。大分県臼杵市の「有機農業の里」づくり


大林監督のこだわりは、映画を五感で楽しんでほしい。


普通、映画は観て、聞くだけものですが、「100年ごはん」の上映会は、映画に出演している農家さんから取り寄せた「ほんまもん野菜」を使ったお料理を味わいながら、一緒に映画を観た方々とふれあい、そして大林監督のメイキングストーリーを伺うという、「観て、食べて、触れ合う上映会」です。


この映画の上映会を11月23日木祝日に銀座で開催することになりました!!


第3回★11月23日木・祝日「100年ごはん上映会」


【当日のスケジュール】


第1部:

  1. 11:00 – 12:15 「100年ごはん」上映会

  2. 12:15 – 13:00 お食事会(立食形式)

  3. 13:00 – 13:30 大林監督のトークセッション

第2部:

  1. 15:30 – 16:45 「100年ごはん」上映会

  2. 16:45 – 17:30 お食事会(立食形式)

  3. 17:30 – 18:00 大林監督のトークセッション


【鑑賞&お食事料金】

6,480円


【開催場所】




「100年ごはん」を鑑賞し、映画のロケ地から取り寄せたオーガニック野菜でつくったオーガニック料理をみんなで食べて、大林監督のメイキングストーリーを伺うという、とっても贅沢な上映会ですので、オーガニックを大切に思うみなさまはぜひ、ご参加いただけますよう、よろしくお願いいたいします♪



★昨年の参加者の感想はこちらをクリック!

今日も最後まで読んでいただきまして、本当にありがとうございます。それでは今日もお日様のように明るく笑って、お月様のように穏やかな気持ちで楽しい一日をお過ごしくださいね。



オーガニック・マクロビ料理教室G-veggie 代表 はりまや佳子




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