バナナの栄養はどんな効能が期待できる?種類やオーガニックの有無も含めて解説
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- 1 日前
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夏に美味しいトロピカルフルーツの代表といえば、バナナ!! バナナは離乳食にも用いられるフルーツ、まさに日本の食卓に根づいているといっても過言ではありません。(※1)
日本のバナナの輸入量は年間約100万トン。(※2)通年で手に入る果物として、バナナを自宅に常備している方も多いと思います。
甘くて香りもよいバナナは、いったいどんな栄養が含まれているのでしょうか。
その栄養を摂取することで、どんな効果が期待できるのでしょうか。
バナナの種類やオーガニックバナナの有無も含めて、この記事ではバナナについて詳しく解説します。
1.バナナの長い歴史
赤ちゃんから高齢者まで、バナナの人気は不動です。
食材としてのバナナにはどんな歴史があるのでしょうか。
簡単に見ていきましょう。
バナナの栽培は1万年以上も前から?
東南アジアからニューギニアにかけて、野性のバナナは30種以上あるといわれています。そのバナナ、栽培の歴史は1万年も前までさかのぼることができるそうです。
野性のバナナがあった地域では果実のほかにも、若芽が食べられていたという説もあります。(※3)
また糖分が多いためフルーツとして食べる種類と、でんぷん質が多く料理用にするタイプもあります。(※4)
バナナの食文化は、私たちがイメージする以上に奥が深いのかもしれませんね。
日本にバナナが輸入されたのは明治時代
日本では自給が難しいバナナ、輸入が始まったのは明治時代後半でした。
当時、日本の統治下にあった台湾からもたらされたのが始まりです。
1930年代にはバナナの輸入量が10万トンを超え、それまでは高級品だったバナナも、庶民の手の届くものになりました。(※5)
現在私たちがスーパーで見るバナナは、フィリピンからの輸入ものが大半です。
2.バナナに含まれる栄養と数値
朝食にバナナを食べる人も多いと思いますが、バナナは身体を冷やす極陰性の食べ物なので、体温が低い朝にご飯代わりに食べるのはオススメできません。
バナナは小腹のお供や、3時のおやつに食べてみていいかがでしょうか?
その理由はバナナは栄養が豊富に含まれているから。
ここからは具体的な数字とともに、バナナの栄養についてご紹介します。
バナナに含まれる栄養
文部科学省の食品成分データベースを参考に、バナナ100g(バナナ1本の平均はおよそ120g)に含まれる栄養を見てみましょう。(※6)
バナナ100g当たりのカロリーと栄養
・カロリー 93kcal
・食物繊維 1.1g
・ベータカロテン 56μg
・葉酸 26μg
・ビタミンC 16mg
・カリウム 360mg
バナナ1本を食べても、100kcalにも満たないというのは朗報ですね。
厚生労働省が間食をとる際のカロリーは、200kcal以下が適切と報告しています。(※7)
ダイエット中のおやつとしても、バナナ1本は理想的な数値といえるでしょう。

3.バナナを食べることで期待できる効能は?
バナナにはさまざま栄養が含まれています。
それぞれの栄養には、どんな役割があるのでしょうか。
バナナを食べることで期待できる効能も含めて解説します。
脚光を浴びる植物繊維の重要性
バナナ100g中には、食物繊維が1.1g含まれています。
これは同量のレタスに含まれる食物繊維の量と同じ。みかんやトマトと比べても、バナナの食物繊維量は多めです。(※8)
食物繊維は、近年見直されている栄養素のひとつ。
まず食物繊維には整腸作用があり、便秘に悩む女性には大いなる味方です。(※9)
また、血糖値の上昇を抑えたり、コレステロールの濃度を抑制するなど、生活習慣病予防の要素も持っていることが報告されています。(※9)
日本人の食物摂取量は減少の一途をたどっているため、意識して摂取する必要があります。
厚生労働省が推奨する数値は、成人女性ならば1日18g。(※9)
バナナ100g中に含まれる食物繊維1.1gは、整腸作用や生活習慣病予防に寄与してくれる数字なのです。
現代人に必須のベータカロテン
バナナには、体内でビタミンAとなるベータカロテンが含まれています。
ベータカロテンは、視覚や聴覚の機能維持には必須の栄養素。また、生殖機能を正常に保つ働きもあります。皮膚の乾燥を防ぐ役割も果たすため、女性にとっては大事な栄養といえます。(※10)
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」によれば、成人女性の場合、1日の適切なビタミンA摂取量は700μg。(※11)
バナナ100gの中には56μgのベータカロテンが含まれています。ぜひ、率先してバナナを食べてこの数字をカバーしたいですね。
葉酸の欠乏は体の不調の原因に
バナナ100g中には、26μgの葉酸が含まれています。
女性、とくに妊娠中の女性は、葉酸の摂取が推奨されています。(※11)
葉酸が不足すると、貧血になったり下痢を引き起こしたり、さまざまな不調の原因となるためです。(※10)
厚生労働省が推奨する1日の葉酸摂取量は、成人女性の場合240μg。(※11)
葉酸もまた、意識して摂取すべき栄養のひとつなのです。
意外や意外?バナナにもビタミンCが!
ビタミンCは、健康や美容のために大事な栄養です。
ビタミンCと聞くと、酸味のある果物に含まれているというイメージがあります。
しかし、バナナにもちゃんとビタミンCが存在しているのです。
ビタミンCはコラーゲンの生成と関係している栄養素。外傷の治癒には、ビタミンCは不可欠です。また副腎、肝臓、脳にもビタミンCの存在が認められているため、健康の維持のためには積極的に摂取したいところです。(※10)
厚生省が推奨しているビタミンCの1日の摂取量は、成人女性の場合85㎎。(※11)
バナナ100g中の16mgは、この数字をカバーするための一助になります。
塩分の取りすぎに対応してくれるカリウム
バナナには豊富なカリウムが含まれています。
ミネラルの一種カリウムは、塩分の取りすぎの調整をしてくれる栄養素。(※11)
エネルギーの代謝や筋肉の収縮にも必要とされています。
成人女性の場合、1日に2600mg以上のカリウムの摂取が理想的とされています。(※11)
果物や野菜に豊富に含まれるカリウム、塩分の過剰摂取を防ぐことで、生活習慣病の予防にもつながるかもしれませんね。
バナナに含まれるその他の栄養素と効能
実はバナナには、ご紹介したビタミンなどのほかにも、注目すべき栄養が含まれています。
そのひとつが、抗酸化作用で注目を浴びるポリフェノール。
熟したバナナほどポリフェノールの含有量が多いといわれています。若々しい心身を維持するために、熟したバナナを食べてみてはいかがでしょうか。(※8)
もうひとつ特筆すべきバナナの栄養素が、トリプトファンです。
トリプトファンはアミノ酸の一種で、ひじょうに不足しやすい栄養といわれています。(※12)
またトリプトファンは、精神を落ち着かせたり安眠に導く効能もあり。(※8)
夏の暑い日にバナナを食べることで、さまざまな効果が期待できるわけですね。

4.バナナの種類とオーガニックの有無
スーパーやコンビニで、気軽に手に入るバナナ。
バナナにはどんな種類があるのでしょうか。
有機栽培やオーガニックのバナナは存在するのでしょうか。
バナナの種類について説明します。
こんなにある?バナナの種類
驚くなかれ。
世界にはなんと、300種類にも及ぶバナナが存在するそうです。(※13)
私たちが通常食べているのは、生食用のバナナ。
世界のバナナ市場の50%を占めている「ジャイアント・キャベンディッシュ」という品種が、私たちの最も身近にあるバナナです。ジャイアント・キャベンディッシュは、保存性が高いというメリットがあります。
日本で販売されているバナナの大半はフィリピンから輸入されていますが、ジャイアント・キャベンディッシュのほかに、「モンキーバナナ」の愛称で知られる「セニョリータ」もあり。セニョリータは皮が薄く、濃厚な甘さが特徴です。
高級果物店に行くと目につくのは台湾バナナ。
台湾で栽培される代表的な品種には、「北菖」があります。太く短めのフォルムが特徴で、ねっとりとした甘みを持っています。
また日本ではメジャーではありませんが、調理用のバナナもご紹介しましょう。
バナナの産地フィリピンには「ツンドク」という、動物の角のような形状のバナナがあります。渋みがあるため、加熱することで食用となります。
またサツマイモのような食感を持つ「カルダバ」や、インドネシアで栽培されている「リンキッド」など、日本では見ることがないバナナもたくさんあります。
オーガニックのバナナはある?
オーガニック市場が拡大を続けている近年、バナナも有機栽培のものを食べたいという方は多いと思います。
国連食糧農業機関(FAO)によれば、ドミニク共和国やエクアドル、ペルーを中心に、オーガニックバナナの栽培は増加傾向にあるといわれています。(※14)
日本でもオーガニックマーケットや有機食材コーナーで、バナナを見つけることができるかもしれません。
またオンラインでも、オーガニックバナナを販売しているサイトはあります。
世界的に見てもまだまだ生産量そのものが少ないため、認証やマークなどによく注意して購入するようにしましょう。
オーガニックバナナは、通常のバナナに比べるとお値段はかなり高め。
有機栽培にかかる手間や時間の対価として不思議ではありませんが、出どころには注意が必要です。
オーガニックバナナを入手したい場合は、ドミニク共和国産に注目!
FAOによると、同国のバナナのうち約53%はオーガニックであることが報告されているためです。(※14)
ぜひ、安全で確実なオーガニックバナナを手に入れてみてください。

5.バナナを食べて健康を維持!
バナナは通年で入手できるフルーツのひとつ。
日本人ならば、離乳食からバナナのお世話になっている人が大半です。
農林水産省は、1日200gの果物を摂取することは、循環器疾患の予防につながることを報告しています。(※15)
果物の摂取が健康の維持に有益であることは、世界で共有する常識となりつつあります。しかし実際には、20代から40代の日本人の果物摂取量は、目標量の半分ほどにとどまっているのだとか。
バナナであれば、2本を食べれば、200gに相当します。
入手しやすく食べやすいバナナには栄養たっぷり。ビタミンやミネラルだけではなく、ポリフェノールやアミノ酸まで含まれています。
夏は小腹のお供や3時のおやつにバナナを食べて、健康の維持に努めてみてください。
今日も最後まで読んでいただきまして、本当にありがとうございました。
それでは今日もお日様のように明るく笑って、お月様のように穏やかな気持ちで楽しい一日をお過ごしくださいね。
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<引用元>
※3.平凡社世界大百科事典「バナナ」
※4.小学館日本大百科全書「バナナ」
※10.小学館日本大百科全書「ビタミン」
※12.小学館日本大百科全書「トリプトファン」



















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