寒い冬の体調管理はゆっくりのんびり♪【食べ物】で体を温めるが基本です。|オーガニック・マクロビ料理教室G-veggie
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寒い冬の体調管理はゆっくりのんびり♪【食べ物】で体を温めるが基本です。



2月は1年の中でもっとも寒さが厳しい時期です。


特に朝は寒さのために布団から出るのが辛かったり、

なんとなく出かける気にならずに1日中家でゴロゴロしてしまったり、

気分もさえない…

なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?


そんな方にオススメな体調管理法は…

写真の白熊さんのように、無理せずゆっくりのんびり過ごすこと♬




冬は漂流の季節。ゆっくりのんびり過ごすことが大切!

春が【上昇】

夏が【拡散】

晩夏【下降】

秋が【収縮】と呼ばれるのに対して、

冬は【漂流】の季節。


漂流=横に流れて漂う水のイメージ。

 

これから冬本番に向かって気温が下がることにより強まる陽の力と、春にかけての気温が上昇していくことによって強まっていく陰の力が入れ替わる時期なので、自然界の陰陽バランスが不安定になっています。


朝起きるのがつらい、だるい、やる気がでないなどといった症状は自然界のバランスが崩れることで起きる場合が多いです。


人は自然界と密接に関係しているので、自然に沿った生き方をすれば健康に近づくものです。 


例えば、日が落ちるのが早いのは、早くよく眠りなさいという自然界からのサイン。

疲れたら、とにかくゆっくり休んでくださいね。


それから栄養価の高い旬の野菜、特に根菜を食べたり、オーガニックコットン腹巻やレッグウォーマーで身体を温めたりすることで身体は益々健康になります。



逆に、夜遅く寝て睡眠不足が続いたり、何でもかんでも食べればいいと思ってシーズン外れの身体を冷やす食べ物を食べたりしたら免疫力が低下し、体調を崩してしまいますので要注意!!


では、寒い冬を健康に乗り切るためには一体どうしたらいいのでしょうか?


そんな疑問を、毎日の「食事」で解決していきましょう!






冬の食べ物

  • 穀 物・・・そば

  • 野 菜・・・山芋、ごぼう、自然薯、乾燥野菜、

  • 豆製品・・・小豆、黒豆、高野豆腐、おから

  • 海 藻・・・昆布

  • 魚介類・・・さけ、ます、干物、塩漬け

  • 果 物・・・ドライフルーツ、漬けた果物、梅干し


冬の食べ物の特徴として、


  1. 保存性がある

  2. 陽性の食べ物

  3. 水に馴染む


この3つがポイントです。


切り干し大根を例に挙げてみます。切り干し大根は乾物の中でも定番の食材で長期保存に向いています。

切った大根を太陽の光に当てているので陽性の力が強く、食べると身体の芯からポカポカになる優れもの食材。

味噌汁の具としてもとても重宝します。

また、切り干し大根を軽く洗い水で戻した戻し汁を飲むことは、オーガニックなお手当法として使われています。

実は、上記の右側の切り干し大根は約一年前の物。色はかなり黒ずんでいるものの味や香りにさほど大きな変化はありません。賞味期限を無視してもいいとは言えませんが、長く熟成されている分栄養価が高く、美味しくいただくことができます。


乾物、発酵食品などは、じっくりゆっくり時間をかけて熟成することでより高い栄養素や薬効を生み出すことができるようです。私も味噌を買う時にはできるだけ熟成期間が長いものを選ぶようにしています。




ドライフルーツの選び方

冬の果物のオススメのドライフルーツは下記のものを選びましょう。


【ドライフルーツを選ぶ3つのポイント】

  1. オーガニックであること

  2. 製法にこだわること(天日干し・サンドライと表記されているものは⭕️)

  3. 漂白剤・着色料不使用


女性には欠かすことのできない鉄分と食物繊維を豊富に含んだレーズンとプレーン、デーツがオススメです♪



G-veggieで販売しているデーツは「ルル種」というとっても高級な品種。 ルル種は生産量が少ないため、市場でなかなかお目にかかれない珍しい品種で、響きどおり、可愛らしいコロっとした小粒タイプ!

モチモチとした食感とデーツの中でも上品な甘さが魅力です。

デーツの成分の70%はブドウ糖と果糖なので、仕事や勉強中の脳の栄養補給にもピッタリです。


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冬のお料理のコツ


味付け ・・・気温の下降とともに塩気を増やす

調理方法・・・圧力鍋、オーブン焼き、長時間の煮物、シチュー、漬物、プレスサラダ

調味料 ・・・味付けを濃くし、塩気を効かす


食べ物の中でも一番陽性のエネルギーが高いのが「塩」。

陽性の塩を加えることで身体を温めかつしっかりとした料理に仕上げます。


調理器具の鍋は、普通の鍋よりも圧力鍋を使うことでより陽性に近づけることができます。 特に玄米を炊くときは是非圧力鍋で炊いてみてください。あまりの美味しさに、もう炊飯器には戻れなくなりますよ!





この時期はメニューの中に動物性の食材を少し多めに入れるのもいいかもしれません。でもそうしたら、その3倍量の野菜を食べることも意識しましょうね!


バラエティ、バランス、タイミングさえ意識していれば、食べちゃいけないものなんて一つもないのです。


食事は楽しむもの♪自分で自分の健康管理ができるように、大切な家族の身体を守るために、普段のお料理にひと工夫を心がけていきましょう!



最後まで読んでいただきまして、本当にありがとうございます。

それでは今日もお日様のように明るく笑って、お月様のように穏やかな気持ちで楽しい一日をお過ごしください。



はりまや佳子

オーガニック料理研究家

オーガニック料理教室 代表

日本オーガニックライフ協会 代表理事


2006年3月に大田区にてマクロビオティック料理教室G-veggie(ジィ・ベジィ)を立ち上げ、現在15年目を迎える。在籍生徒数は約200名で、北は北海道、南は九州から通っている生徒さんも多数。2015年2月日本オーガニックライフ協会を設立。




安心&安全な旬のオーガニック食材を最大限に活かし、食べて心も体も中からキレイになるために、オーガニック料理教室G-veggieでは日本の伝統食「マクロビオティック」に基づいた、季節の料理法や味付けで料理する方法やバランスを上手に取る食べ方や暮らし方をお教えしています。




オーガニック料理教室G-veggie 

〒144-0031 東京都大田区東蒲田2-5-11

Tel : 03-6715-8772 / fax : 03-6733-876






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