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食べられるオイルとは?美容に効く3つのオーガニック食品

執筆者の写真: はりまや佳子はりまや佳子

更新日:2021年3月27日




こんにちは、オーガニック…マクロビ料理教室G-veggie 代表のはりまや佳子です。 みなさん今日もお元気ですか?


2015年を振り返ってみると、食の世界では「食べるオイル・ブーム」の年でした。 


これまでオイルは「美容の敵」と目の敵にされていましたが、昨年ブームになったココナッツオイルからの流れで、高級オリーブオイル、アボガドオイル、亜麻仁油など、毎日スプーン1杯を飲むことが美容やダイエット、健康促進に有効であるという情報が雑誌やネットで大きく取り上げられました。


そこで今年話題になった食べるオイルについて、オーガニックの観点からまとめてみました。




食べられるオイル



ココナッツオイル


スーパーモデルのミランダ・カーさんが美容のために愛飲していると話題になったことから、昨年大ブレイクした「ココナッツオイル」。 実は大きく分けて2つの種類があります。


★ヴァージンココナッツオイル


★精製ココナッツオイル


ミランダ・カーさんが愛飲してたのは、『ヴァージンココナッツオイル』。 化学物質やその他の添加物を一切含んでいない、 無精製、無添加、非加熱抽出をしているものです。


採りたてのココナッツの白い果肉の部分をとり、水分を絞り出して「水」と「ミルク」と「オイル」に分離させ、一切熱を使わず作ったフレッシュなオイル。 


「ココナッツの生絞りオイルジュース」という感じです。 低温圧搾法によって、40℃を越さない低温でじっくり圧搾していますので、ココナッツの油分だけでなく酵素まで摂取することができます。


一方、精製ココナッツオイルは、乾燥させたココナッツを加熱抽出し、漂白・脱臭といった精製加工が施されています。 


効率良く作れるので低価格で手に入れることができますが、漂白や脱臭などの精製がどんな方法で行われたかによってオイルの質が大きく変わってきますので「食べるオイル」としては不向きです。





オメガ3必須脂肪酸系オイル


脂肪には大きく分けて飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2つがあります。


★飽和脂肪酸


⇒牛肉や豚肉、乳製品など動物性の脂肪


★不飽和脂肪酸


⇒ベニバナやコーン、オリーブ、亜麻仁など植物性の脂肪


飽和脂肪酸は体内で合成できるため、必ずしも食事からとる必要はないといわれていますので極力少なめにすることが大切です。


一方、不飽和脂肪酸は化学構造の違いから、「オメガ3」「オメガ6」「オメガ9」と細かく分類されています。 


オメガ3とオメガ6はどちらも私達の体内では作り出せないことから、食事などを通して外から補わなければならない「必須脂肪酸」と呼ばれています。 


そして今年注目されたのが、オメガ3必須脂肪酸系オイルです。




【オメガ3必須脂肪酸系オイル】


★亜麻仁油


★えごま油


★チアシードオイル


★チャサインチオイル


★くるみ油


中でも「えごま油」が大ブレイクし、日本中で売り切れ続出! 


お隣の韓国から緊急輸入したものも入荷後即日完売という人気だったそうです。 


G-veggieでは、毎年「えごま」を生徒さんに栄養効果の高い食材として紹介し玄米に混ぜて食べていたのですが、今年は品切れのため紹介できなかったというトラブルが発生したほどでした。


オメガ3を摂取するとどんな美容・健康効果が期待できるのかというと…




【オメガ3の効果効能】


・脳の健康維持(うつ、認知症予防)


・悪玉コレステロール低下


・神経疾患の予防


・骨の健康維持


・炎症を抑える


・がん予防


・ダイエット効果


と美容と健康作りに役立つ効果効能がたくさんありますが、オメガ3系の油は加熱しないで摂取したほうが効果があるといわれていますので、オイルで摂取するよりもオイルの原料である種子やナッツを食材として料理に取り入れることをおすすめします。




【オメガ3系のおすすめ食材】





★えごま

オメガ3オイルの魅力について詳しく知りたい方は、ごぼう茶で有名な南雲先生の本をお読みくださいね。





 美容オイル


今年、美意識の高い女性の間でブームとなったのが美容オイル。 

美容オイルは、美容液として使えるのはもちろん、マッサージをするときやメーク落とし、メイク直しのときにも使えるとっても便利な「食べられるコスメ」。 


考えてみれば皮膚も体の一部ですので、化学物質が入っていて食べられないものよりも、食用として使える素材でケアしたほうが、安心&安全ですよね。




【今年注目された美容オイル】


★ホホバオイル


★アルガンオイル


★椿オイル


★マカダミアナッツオイル



中でも大ブレイクしたのが、米ぬかオイル。 


3月30日にテレビ東京の「主治医がみつかる診療所」で紹介して以来、売り切れ続出となり、一時はまったく手に入らないという状態になりました。


もともと米ぬかから絞ることの出来る油は少量なので、急な需要の増加に生産が追いつかなかったそう。 


番組では動脈硬化を防ぐオイルとして紹介されましたが、米ぬかオイルに含まれる「米セラミド」という成分の分子構造が人間の皮膚の細胞と似ているために、保湿効果やバリア機能が他のオイルに比べて格段に高いということが話題になり人気を呼びました。


米ぬかオイルをはじめとした美容オイルは、肌だけでなく髪や爪など全身にも使えるので、色々なオイルを試してみて自分の肌質にあったオイルをみつけておくと重宝します。





オイルを選ぶときのポイント


★オーガニック素材であること


★低温圧搾法でつくられていること


低価格ものはオーガニックではない上に、溶剤抽出法といって化学物質の力で精製しますので、トランス脂肪をはじめ活性酸素や過酸化脂質などの有害物質が大量に発生し、体にダメージを与える可能性があるので要注意。 


健康のためと思って使ったものが逆効果になってしまいますので、値段が高くても上質のものを選ぶようにしましょう。





オーガニック・マクロのオイルとの付き合い方


オーガニック・マクロでは、油は体を冷やして緩める力が強い「極陰性食品」になりますので、生で摂取することをおススメしていません。 


ブームだからといって「毎日スプーン1杯のオイルを飲む」のではなく、あくまで料理に少量使うようにしましょう。 冷えは万病の元。 体が冷えてしまうと、いろいろな病気になる可能性が高くなるということをよく理解した上で、上手にオイルとお付き合いしてくださいね。


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Oct 31, 2024

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