オレンジ色の皮がキュートな柿。 「柿が赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるほど、柿はビタミンC、βカロチン、ペクチン、タンニンなど豊富な栄養素を含んでいますが、一方で「柿を食べるとお腹が渋る」といわれ、体を冷やす強い陰性の力を持っています。
また、鉄とタンニンが結びついて鉄分の吸収が妨げられることもあるので、冷え性や貧血気味の方は食べ過ぎには注意です。
オーガニック&マクロビオティック的 柿を上手に食べる方法
柿は体温と太陽が高い昼の時間帯に食べる。(夜中にトイレに行きたくなったり、足がつったりするので、夜はあまり食べないように)
お腹が空いている時ではなく、食後に。
冷え性の人は、生よりも干し柿がおすすめ。
柿は生で食べても美味しいですが身体を冷やしますので、「陽性の力」をもつ自然塩と合わせると陰陽のバランスが整い、食物酵素もたっぷりと取れます。
そこで今日はとっても簡単にできる「柿のお漬物レシピ」をご紹介しますね。
柿と大根の簡単お漬物
材 料 (4人分)
柿 1/2個 / 大根 スライス8枚 / 塩 適量
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作り方
柿は厚さ5㎜くらいの回し切りにしておく
大根は 2㎜位の輪切りにしバットに並べ、軽く塩を振っておく
2.の大根がしんなりしてきたら水気を軽くふき取り、柿を挟む
オーガニック料理ソムリエが教える 美味しくつくるコツ
柿は柔らかく熟れているほうが美味しく出来上がります。
大根の代わりにかぶを使ってもOK。
美味しい柿の見分け方は、ヘタが果実に張りつくように4枚きちんと揃っているものを選ぶこと。
ヘタの色がキレイな緑色のものが美味しさのサインです。 また、濃いオレンジ色で形が整っているものがGOOD。
ツヤに関しは品種によるので一概に言えませんが、手に取ったときにずっしりと重みがあるものを選びましょう。
それから美味しい柿を買いたい方は、G-veggie卒業生さんの奈良県在住のこず恵さんのご家族が丹精込めて作った柿がありますので、是非、お買い求めくださいね。
果樹園での無農薬は難しいと言われていますが、こず恵さんはG-veggieで勉強したことを真摯に受け止め、「人にも環境にもやさしい農園」を目指して、自分たちができたんだから他の人もできる!って思ってもらえるよう取り組んでいるそうです。
一部の畑では無農薬で栽培して今年は去年よりきれいな柿ができました。
他の畑では昔から少ない農薬で作っています。 除草剤を辞めてから4年目となります。
奈良の『ひらたねなし柿』は濃厚な甘さで柿の概念を覆すおいしさがありますよ。
その柿を継承すべくこず恵さんがご主人の実家にUターンして5年。 こず恵さんの旦那様は5代目だそうです。
ぜひ皆さんに、『ほんまもんの柿』の味を召し上がっていただきたいので、どうぞよろしくお願いします。
今日も最後まで読んでいただきまして、本当にありがとうございました。
それでは今日もお日様のように明るく笑って、お月様のように穏やかな気持ちで楽しい一日をお過ごしくださいね。
はりまや佳子
オーガニック料理研究家
オーガニック・マクロビ料理教室 代表
日本オーガニックライフ協会 代表理事
2006年3月に大田区にてマクロビオティック料理教室G-veggie(ジィ・ベジィ)を立ち上げ、現在15年目を迎える。在籍生徒数は約200名で、北は北海道、南は九州から通っている生徒さんも多数。2015年2月日本オーガニックライフ協会を設立。
【美味しく食べて、身体を中からキレイになれる】
オーガニック・マクロビ料理教室G-veggie
代表 はりまや佳子
〒144-0031 東京都大田区東蒲田2-5-11
Tel : 03-6715-8772 / fax : 03-6733-8760
Mail:info@g-veggie.com
2時間の講義と2時間の調理実習、1年間の通学またはZOOM受講コースです
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