オーガニック女子・マクロビ女子
今のようにオーガニックが巷の話題になる前の「オーガニック女子」や「マクロビ女子」は、
「肉・魚は食べない!」
「卵・乳製品・白い砂糖はNG!」
「食材はオーガニックに限る!」
と、厳しい食や生活スタイルを自ら課して実践していたので、つらく悲しいオーラをまとっている方もいましたよね。
その頃の「オーガニック女子」や「マクロビ女子」の中には、自分のオーガニックな生き方を優先するあまり、周りの人へ自分の価値観を強要してしまい、大切なお友達を失ってしまったという苦い経験がある方もいたはず。
当時は「マクロビ離婚」なんていう言葉もあって、ご主人や子供に玄米食を強要し、一切肉や魚などの動物性食品を食べさせないことから、夫婦喧嘩が絶えなくなり、やがて家族がバラバラになるという悲しい結末を迎えた家族も。
頑張り過ぎない事が大切です
でもオーガニックがトレンドとなり身近になってきたここ最近の「オーガニック女子」や「マクロビ女子」は、やわらかくて温かくて、おだやかな女性らしいエネルギーを振りまく方が増えていきて、とても素敵♪
「〜しなければいけない」「~すべきだ」なんていう決めつけや固定概念にとれらわれず、あくまでもナチュラルで、「できるところから少しずつオーガニックやマクロビオティックな暮らしを始めよう」と、自分なりのペースを大切にして頑張りすぎないところが、好感出来るポイントですね。
私は12年前からオーガニック食材でマクロビオティックな暮らしをしていますが、自己流でマクロビオティックを実践しはじめたときには、「肉・魚・卵・乳製品などの動物性食品はもってのほか!白い砂糖は心を破壊する!」と自分だけではなく家族にも、厳しく食事を制限していました。
とはいえ、「お酒」と「たばこ」はやめられないという、なんとも自分勝手な生活をしていました。 なんとも利己的でカッコの悪いことをしていたと、今更ながら反省しています。
そんな私が10年前にマクロビオティックのインストラクター資格を取得するためにアメリカで出会った、「オーガニック女子」や「マクロビ女子」は、今の日本の方々のような素敵な方がたくさんいらっしゃいました。
当時からオーガニック先進国のアメリカでは、学歴や所得が高い人、いわゆるセレブと呼ばれる人はオーガニックが当たり前。 ですからファッションリーダーと呼ばれる憧れの女性たちはみんな「オーガニック女子」。 心も体も内側からキレイにして、地球環境にまで配慮している生き方をしているからこそ、世界中の人々の心をつかむことができるのでしょうね。
カッコよいオーガニック女子を目指すなら
1. ファッションやメイクにもこだわる
オーガニックで心も体も内側からキレイになると同時に、外側からも自分を磨きましょう。「ナチュラル」と「手抜き」は違います。 せっかく女性に生まれてきたのですから、メイクやファッションにもこだわり、おしゃれをすることも楽しみましょう。 男性の視線を意識することも、オーガニック女子力アップの秘訣です。
2. オーガニックはまず自分の楽しみにする
オーガニックやマクロビオティックな暮らしをしていると、今まで味わったことのないような、穏やかで清々しい気持ちになるので、周りの人にもこの気持ちを伝えたいと思うのは当然のこと。
でもちょっと待ってください。心を動かされるような感動的なことや衝撃的なことなどがない限り、人はこれまでの価値観を変えようとはしないもの。
あなたがどんなオーガニックやマクロビオティックが大好きでも、それはあなたの価値観で、相手の価値観ではありませんので、周りの人に強要しないように気を付けましょう。
私は10年前からマクロビオティックの仕事をしていますが、友人や仕事関係の方には自分からオーガニックやマクロビオティックの話をしないようにしています。
人は聞く耳を持った時にだけ人の話をよく聞いてくれますので、「聞かれたら答える」というスタンスでいるほうが、自分の価値観を伝える近道なのです。
あなた自身が楽しそうに暮らしていれば必ず周囲の人は、「なんでそんなに倖せそうなの?」と聞いてきますので、その時が来るまではオーガニックは自分だけの楽しみにしておきましょう。
3. オーガニックにこだわりすぎない
日本は先進国の中では残念ながらオーガニック発展途上の国。 オーガニック農地は全体の0.47%という低い数字ですので、100%オーガニックライフを実現するのは、人里離れたところで自給自足の生活でもしない限り不可能です。
今の環境でオーガニックと暮らすなら「オーガニックであらねば」という考えだとオーガニックライフが実現できないストレスが生じ、心と体もバランスを崩してしまいます。
それよりは「今日はオーガニック野菜みつけちゃった、倖せ!」と、ちょっとゆるくてやわらかい感じくらいがちょうど良いですね。
オーガニック農地の土はふわふわで柔らかく温かいのをご存じですか? 私たちオーガニック女子もオーガニックの土のように、柔らかくて、温かくて、そして優しいオーラで、イキイキと暮らすことを目指していきたいですね。
Comentários