布ナプキンってこんなにすごい!オーガニックコットンで生理対策

おようございます。オーガニック料理教室G-veggieのはりまや佳子です。みなさん今日もお元気ですか?
オーガニック料理教室G-veggieで奇数月にオーガニックお手当講座を開催していますが、おかげさまで大好評!
毎回たくさんの方々に受講していただいていますが、3月は女性の生殖器編を開催いたします。
毎年受講生さんの中には、PMS(月経前症候群)の方が多く、生理3~10日位前に始まる、さまざまな精神的・身体的な不調で悩んでいるとのこと。
そんな方にぜひ、使っていただきたいとおススメしているのが、
布ナプキン!
ここ最近は認知度がグーンと上がってきましたが、是非オーガニックコットンにこだわってほしいのです。
その理由は…
オーガニックコットンとは?
3年以上農薬や化学肥料を使っていない土壌で、自然のサイクルに逆らわずに栽培されたコットンで、肌触りがよいところが魅力。
普通のコットンは農薬や枯れ葉剤を使っている為、本来持っている天然の油分がなくなり、洋服になった時には既に、コットンの繊維質が弱くなっていますが、オーガニックコットンは製品になった後も繊維がしっかりしていて、天然の油分も豊富に含まれているため、洗濯した後も繊維の1本1本に弾力性があります。

G-veggieでご紹介しているオーガニックコットンの布ナプキンを作っているyugaさんはもともとベビー服をオーガニックコットンで作っている会社で、今までのオーガニックコットン製品のイメージを一新するカラフルな色バリエーションと遊び心いっぱいのデザインが特徴!!
染色はオーガニックコットンの風合いを生かす最新の草木染め「ナチュラル・ヒーリング・ダイ」。
セージやひまわりなどの草花の他に、オリーブやいちごなどのフルーツ、クリスタルやラピスラズリなど天然のパワーストーンを材料に染色していますので、自然素材を肌で感じることができます。

yugaさんからのメッセージ
yuga が提案するのは“感じる服”です。オーガニックコットンの柔らかな肌触りや、天然の素材で染めた色合いは、私達を優雅な気持ちにさせてくれます。
たくさんの人がオーガニックコットンを利用するようになれば、 地球上から農薬が減り、着る人はもちろん、コットンを育てる人の健康にも良いのです。
そして、地球も健康になっていきます。
心にゆとりのある“優雅な”子育て。心が豊かに膨らむ“優雅な”未来。 “感じる服”は、優雅な気持ちで地球を楽しむ服です。優雅な地球を一緒に感じてみませんか。
そしてここからは布ナプキンの歴史、素晴らしさをお伝えいたしますね。
自分の意思でコントロール出来る?
現代女性のほどんどが、「月経血は自分の意志ではどうにもならないもの」と思っていますが、実は女性の体には本来『月経血コントロール』という素晴らしい力があるのです。
今から18年前の2004年。 ゆる体操で有名な高岡英夫先生と、免疫学者の三砂ちづる先生の共著で、 「女は毎月生まれかわる」(ビジネス社刊)という本が出版されました。 (実はこの本を出版したのは、私が以前に勤めていた出版社です。)
江戸時代の女性は現代人のような下着をつけないため、経血を意識的に溜めておき、トイレで出していたそう。
世代や地域ごとに差異はあったらしいのですが、それが出来ていた女性にとっては当たり前だったのです。 高岡英夫先生と三砂ちづる先生のお二人は、京都・先斗町の芸妓さんがそれを実際にやっていたことを確認し、概念化したことが話題になりました。

現代女性が『月経血コントロール』を出来ない要因として、
膣口のはたらきが昔の女性に比べて衰えている
和服を着なくなったために姿勢が悪くなった
運動機能の低下などにより筋肉・内臓がこわばっている
子宮がこり固まっている
などを指摘されていて、それを解決することによりコントロールできる状態になるというものです。
今すぐにこれらの要因を克服することは難しいですが、「布ナプキン」を使ってそれに近い状態にすることは可能です。
布ナプキンと紙ナプキン
紙製のナプキンやタンポンのように使い捨てではなく、 洗って何度でも使える商品です。
ですからゴミが出ないので地球に優しいのはモチロン、オーガニックコットンで出来た布ナプキンは、化学物質を含まない肌に優しい素材でできていますので、 女性の体に優しいエコナプキンです。
紙製のナプキンの表面材は主に不織布が使用されていますが、その材料である木綿は農作物であっても口に入るものではないので、農薬使用量の規制がありません。
また、収穫する際には枯葉剤を撒いてから収穫し、さらに漂白剤を使って白くしています。
マクロビオティックでは化学物質は強い陰性の力を持つと考えられていて、人の体にこの陰性の力がかかると「開く力」「ゆるむ力」がかかるといわれています。
ですから生理の際に陰性の力のある紙ナプキンをあてておくと、月経血の量が増えるということになります。
紙ナプキンは機能的で私たち女性にとってはとても便利なものですが、体への影響や皮膚との関係については顧みられることがありませんでしたが、安全性やエコの観点から布ナプキンが急速に普及し始めています。
そして、ここ最近はオーガニックコットンの紙ナプキンやタンポンも、やっと日本で販売されるようになりましたが、「使い捨て=ゴミが増える」という観点から考えると、布ナプキンの使用を是非お勧めしたいです。

布ナプキンのここがすごい
何度も繰り返し使えるのでお財布にも優しい
ムレ、かぶれ、かゆみ等が緩和され、肌触りも良いので、生理期間でも快適に過ごせます
オーガニックコットンは、「体に不必要な物質」が含有されていないので、生理痛・排卵痛が緩和されます
ゴミがでないので地球にも優しいです。

布ナプキンのよくある質問
Q. 外出先でモレないか心配
A. 外出時や多い時には紙ナプキンの上に布ナプキンを敷いて使いましょう。 布ナプキンを使い始めると、量が減ってくることが多いので、それから布ナプキンだけにする方法が一般的です。
Q. 外出先で取り替えた時、持って帰るのがちょっと
A. ジップロック等に入れて持ち帰りましょう。 量が減ってくれば、外出先で取り替えなくても済むようになります。
Q. 洗うのが面倒だし、清潔にしないと
A. 小さなふた付きのバケツに水を入れて、布ナプキンを浸水しておいてから石鹸で洗いましょう。 血液は熱いお湯で洗うと固まってしまうので、冷たい水で。 また、布ナプキン専用の洗濯パウダーもオススメです。

私の体験談
ここからは私の布ナプキン体験談なのですが、以前海外に旅行したときのこと。。。
旅行前に慌ただしい日々を過ごしてしまったせいか、予定よりも10日以上も早く生理がきてしましました。
生理になったのが行きの飛行機の中だったので、とりあえずトイレに備え付けてあった紙ナプキンを使ったところ、これまで何年も生理痛になったことがなかったのに、ものすごくお腹がいたくなってきたのです。
それと同時に通常では考えられない量の月経血がでてきたため、顔から血の気が引いてきてしまったのです。
このままでは貧血で倒れてしまう、なんとかしなければ! と動かない頭を必死に動かして考えたところ、ハンドタオルを紙ナプキンと肌の間に挟んでみたらどうかしらというアイディアが浮かんできました。
さっそくトイレに行って肌にあててみたところ… 30分もしないうちに腹痛が治り、月経血の量も通常に戻ったのです。 この体調の劇的な変化には私自身もビックリしました。
毎月やって来る生理は、実は体の大掃除できるデトックスの日です。 一般的にはブルーディと呼ばれていて、不快で憂鬱な生理を迎えている方が多いようですが、思い切って布ナプキンを使ってブルーディをハッピーデイに変えてみませんか?
このブログを読んで、オーガニックコットンの布ナプキンを使ってみたいという方は、是非、yugaさんの布ナプキンをつかってみてくださいね。
そして、美味しく食べて根本的に生理不順を解消したい!!と願う方はぜひ、G-veggieのオーガニック料理基礎コースの受講をご検討ください♪
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安心&安全な旬のオーガニック食材を最大限に活かし、食べて心も体も中からキレイになるために、オーガニック・マクロビ料理教室G-veggieでは日本の伝統食「マクロビオティック」に基づいた、季節の料理法や味付けで料理する方法やバランスを上手に取る食べ方や暮らし方をお教えしています。
今日も最後まで読んでいただきまして、本当にありがとうございます。
それでは今日もお日様のように明るく笑って、お月様のように穏やかな気持ちで楽しい一日をお過ごしください。
はりまや佳子

オーガニック料理研究家
オーガニック・マクロビ料理教室 代表
日本オーガニックライフ協会 代表理事
2006年3月に大田区にてマクロビオティック料理教室G-veggie(ジィ・ベジィ)を立ち上げ、現在15年目を迎える。在籍生徒数は約200名で、北は北海道、南は九州から通っている生徒さんも多数。2015年2月日本オーガニックライフ協会を設立。
【美味しく食べて、身体を中からキレイになれる】
オーガニック・マクロビ料理教室G-veggie
代表 はりまや佳子
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