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オーガニック料理を日常の食生活に!食材の入手法から実践のコツまで

更新日:2023年8月16日


オーガニック食材 オーガニック料理を日常の食生活に!食材の入手法から実践のコツまで

より健康的な生活を表す言葉のひとつに「オーガニック」があります。


近年、よく耳にするようになったオーガニック、その意味するところを理解してオーガニック料理を楽しんでいる人も多いかもしれません。


一方で、オーガニックの意味が判然とせず、イメージだけを抱いている方も少なくないはず。


オーガニック料理とはどのようなものなのでしょうか。

その数々のメリットも含めて、オーガニック料理についてご紹介します。




そもそもオーガニックってなに?


まずは、巷にあふれている「オーガニック」の定義について見ていきましょう。


百科事典を参考にすると、オーガニックとは「有機農産物またはその加工品」を指すとあります。(※1)

それでは「有機農産物」とはなんでしょうか。

農林水産省による定義を参考にしてみましょう。(※2)


農林水産省によると有機農産物とは


  • 化学的な肥料や農薬を使用しない

  • 遺伝子組み換え技術を用いない

  • 環境への負荷を考慮し、できるだけそれを軽減する


以上を条件に生産された農作物を指します。


つまり、自然の生態を重んじた農法を用いることでできる作物ということです。

近年、有機(オーガニック)農法は世界中で関心が高まり、各国が「オーガニック」と名乗るための基準を設けています。


日本でも1999年に施行されたJAS法により、基準ををクリアした商品には「有機JASマーク」の貼付が許可されています。(※3)

2000年にこの法律は改正され、さらに厳しい基準が設けられました。




オーガニック料理とは?


オーガニックの定義が明確になったところで、次はオーガニック料理について説明いたします。

オーガニック料理とはもちろん、ご紹介したようにオーガニック食材を使って作る料理のことです。


それだけではありません。

世界中が目標としている持続可能性(SDGs)を意識した調理法やリサイクル方法を用いたり、栄養価が高く価格にもメリットがある旬の食材を使うこともオーガニック料理の要素です。


オーガニック料理とは決して手の込んだ料理を作ることではありません。


健全な食材を使い、よりヘルシーに、またごくシンプルに、地球や自然生態系に即した料理を作ることを意味するのです。

その意味においては、食べる人の健康だけではなく、地球環境や将来も考慮した料理といってもよいでしょう。



オーガニック料理 オーガニック料理を日常の食生活に!食材の入手法から実践のコツまで


オーガニック料理における数々のメリット


オーガニック料理には、さまざまなメリットがあります。

メリットを知って、ぜひ今日からでもオーガニック料理を始めてみましょう!



1. 安全な食であること

現在日本で販売されている食品は、なんと60%以上に食品添加物が含まれているといわれています。(※3)

保存料をはじめとする食品添加物は、食材の保存や加工のために必要なものです。しかし一方で、不特定多数の人々が無意識のうちに長年に渡って摂取する食品添加物の安全性には大いに注意が必要なのです。

食品添加物には発がん性が認められたものもあり、厚生労働省では安全のための基準量を設けています。(※3・4)


いずれにしても、日々食品添加物を含む食材を口にしていれば、体内でさまざまな成分が蓄積されていきます。生活習慣病を含む多くの病気の原因になる可能性もあるわけです。


オーガニック料理ならば、こうした懸念は無縁です。

飽食の時代の今だからこそ、食の安全に留意し、自分や家族の健康を守る必要があるのです。




2. 素材の味を実感できる

オーガニック料理は、時短につながるような便利な調味料を使用しません。

市販の調味料は種類が多く、多忙な現代人にとってはありがたいアイテムであることは否定できません。しかしこれらの調味料は、含有塩分量が非常に多いのです。


厚生労働省では、女性が1日に摂取する塩分量は6.5g以下が望ましいとしています。(※5)

市販の調味料は味がしっかりとついているため、これらを多用することで塩分の摂りすぎにつながります。(※6)調味料だけではなく、加工品も同様です。


こうした調味料や加工品とおさらばして、オーガニック料理にトライしてみてください。

市販の調味料に慣れた舌には、最初は物足りなく感じることもあるかもしれません。

しかし、余分な味付けを排除したオーガニック料理からは、素材が持つ自然の滋味を実感できるようになります。


本来の食材が持つ豊かな味わいこそ、オーガニック料理の真髄。

食生活そのものが豊かになっていくことでしょう。




3. 食と環境の関係を意識する

私たちは豊かな食に囲まれて生活しています。

しかし地球規模で見ると、人口の増加に伴って将来的には食不足が深刻になるといわれているのです。(※7)

農薬などの使用による農作業では、増加する人口のお腹を満たすことが出来なくなる懸念があり、遺伝子組み換え食品なども普通に販売される時代になりました。(※7)


飢餓で苦しむ人々がいる半面、豊かな国々では食品ロスが社会問題になっています。

日本でも、1人当たり年間41kg程度の食糧を廃棄していると言われています。(※8)

さらには、豊かな国々の食の欲求を満たすために行われる大規模な農業や畜産は、地球に大きな負荷を与えています。(※9)


近年の急激な気候の変化も、私たちの食の嗜好や欲求が少なからず関係している可能性が高いのです。


オーガニック料理を知ることで、食と環境の関係をもう一度見直す機会になるかもしれません。なぜならば、農薬や化学肥料を使わない有機農法は大変な手間がかかるのです。


大事に栽培された食材を感謝しつついただく。

こうした基本の理念を実践し、現代人として健全な食生活を営むきっかけとなることでしょう。