- Yoshiko Harimaya
マクロビオティックってやっぱりカルト?!

マクロビオティック?そういうのはちょっと…
マクロビオティックをまだ実践していない人が「マクロビオティック」と聞いてどんなことを想像するのでしょうか?
「体の内側からキレイになれそう」
「野菜中心のヘルシーで健康的なお料理」
というポジティブなイメージのある方が最近増えてきているのは、マクロビオティックを実践している私たちにとって嬉しいことですが、一方、
「体に良いらしいけど、厳しい食事の制限があって難しそう」
一瞬固まってから「そういうのは、ちょっと。。。」
とネガティブなイメージを持っている方がまだまだたくさんいるのも事実。 そんな方々にとって、マクロビオティックを実践している人たちに対する印象は、
茶色い人たち
肉や魚を食べず、穀物と野菜ばかり食べる人たち
あっち側に行ってしまった人たち
押しつけがましい、病的、カルト集団
と、とっても残念なものばかり。 このような誤解が生まれてしまった原因は、目的の違うマクロビオティックがあるということが知られていないからだと思います。

マクロビオティックの目的
マクロビオティックを実践する目的は大きく2つに分かれます。
西洋医学で完治が難しい病気の人が、病気治しの目的で実践するマクロビオティック
健康な日常生活を営んでいる人が、より健康で美しくなることを目的として実践するマクロビオティック
1.のマクロビオティックを実践している方のほとんどが、薬や手術などの強い力で治療をしても病状が良くならなかった、またはそれらで治療することよりも「食べ方」や「暮らし方」を改めることによって免疫力を向上し、病気を自分の力で根本から解消しようという勇気ある方々で、想像を超える厳しい食事制限をしています。
人間の病気というのは、遺伝的なものを除いては、
好きな食べ物を食べすぎることによる食事の偏り
添加物がたくさん入った加工食品や清涼飲料水などが中心の食生活
夜遅い時間帯にたくさん食べるというような悪い食習慣
不規則で夜型の生活習慣
強いストレスを抱えている
と言った原因がほとんどです。 このマクロビオティックを実践している人は実際に「病気を治している人」なのです。
もともと悪い食習慣や生活習慣をしていたことが原因で病気になった方々が、自然の摂理に添ったマクロビオティックの生き方を実践するということは、ある意味「人生を180度転換すること」なので、かなりストイックに実践しなければ効果があがりません。
その一生懸命な取り組みが周りからみると「宗教ぽい」「カルト集団」という風に取られてしまうのかもしれません。 病気の人に対しては、「早く病気が治って、元気になりますように」という優しい気持ちで接していただきたいと思うのです。

オーガニックライフ的マクロビオティック
一方、2.の健康な人が取り組むマクロビオティックは、「肉、魚、卵、乳製品、白い砂糖など一切食べない」というような厳しい食事制限をする必要はまったくありません。 食べてはいけない物など一つもないので、自由にいろいろな料理を楽しむことができますが、
バランス
バラエティー
タイミング
上記のマクロビオティックの智慧である3つの要素を、生活に上手に取り入れていくための指針として学び、実践していただければ、どなたでも今より健康で心も体も内側から美しくなることができるのです。
現代人で100%健康な人というのはめったにいません。 「冷え」「むくみ」「肩こり」「腰痛」「肌荒れ」「慢性疲労」「生理不順」など、大きな病名はついていませんが、なんらかの不快な症状を抱えている、いわゆる「未病」という状態ですので、それを食習慣や生活習慣を見直していくことで少しずつ解消していけば、自分でもびっくりするほど健康で美しくなることがきます。
病気治しのマクロビオティックは人生の180度転換
健康な人のマクロビオティックは人生の軌道修正 → オーガニックライフの実践
こんな風にとらえていただけると、わかりやすいかもしれませんね。

私がアメリカのクシ・インスティテュートで学んだマクロビオティックは2番目のマクロビオティック。
マドンナを初めてとして、ニコールキッドマン、トムクルーズ、そして私の大好きなリチャード・ギアも実践しているオーガニック・ライフ的マクロビオティックです。
世界で愛されているスターが実践するマクロビオティックは、美味しくてとても楽しい世界です。
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