ハロウィンで有名なかぼちゃの種類・栄養素・保存法・美味しいサインの見方を解説|オーガニック・マクロビ料理教室G-veggie
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ハロウィンで有名なかぼちゃの種類・栄養素・保存法・美味しいサインの見方を解説

更新日:2021年11月22日




こんにちは、オーガニック・マクロビ料理教室G-veggieで「オーガニック野菜料理教室」を開催している野菜ソムリエproの安部加代子です。


8月31日は”やさい”の日。これは全国青果物商業協同組合連合会(全青連)などいくつかの団体が1983年(昭和58年)に8月31日の語呂に合わせてや(8)さ(3)い(1)の日とし、栄養たっぷりでおいしい野菜の事をもっと知って食べたもらうことが目的で制定されました。


野菜と言えばオーガニック! 

そこで最近売り場でもよく見かけるオーガニック野菜や有機野菜について紹介いたします。




オーガニック野菜・有機野菜とは


オーガニック(organic)とは「有機の」という意味です。つまり、オーガニック野菜とは有機野菜のこと。


オーガニックの原則としては、国際的な規模で推進活動している団体 IFOAM( 国際有機農業運動連盟) が、


「生態系」

「健康」

「公正」

「配慮」


を提唱しています。


これは、有機農業を推進することで、人の健康だけではなく、自然と環境を守り、化学物質を可能な限り減らし、食の安全を確保すること、地産地消などの地域活性化、地域格差の解消など健全な社会の実現を目指しています。


つまり、オーガニックが広まることによって、人はもちろん、動植物、微生物などあらゆるものにとって、平穏かつ健全な自然環境・社会環境が実現することとなります。


有機野菜というと化学肥料や農薬などを使わないことに視点をおきがちですが、サスティナブルな社会にむけて必要な取り組みとなります。





オーガニック野菜・有機野菜には農林水産省の認可が必要


また、オーガニック野菜、有機野菜と表示するためには、農林水産省が定める規格に適した生産を行う必要があります。


その規格とは、化学的に合成された肥料及び農薬の使用を避けることを基本とし、さらに下記のように定められています。


・周辺から使用禁止資材が飛来し又は流入しないように必要な措置を講じていること
・は種又は植付け前2年以上化学肥料や化学合成農薬を使用しないこと
・組換えDNA技術の利用や放射線照射を行わないこと
(農林水産省HPより参照)

このような「有機農産物の日本農林規格」の基準に従うことになっています。そしてこれらの基準に従って作られた農作物が、オーガニック野菜、有機野菜と呼ぶことが出来ます。




オーガニック野菜・有機野菜の見分け方


農林水産省で定められた基準に見合った農作物を作ればオーガニック野菜、有機野菜として販売していいのでしょうか。


答えはNO。


いくら基準に従って作っていても、有機野菜として表示することはできません。


これら基準に準拠していることを農林水産省が認める登録機関が検査し、認証された事業者のみ「有機JASマーク」を使用・表示をすることができます。


この為、認証を受けなければ基準に従って農作物を作っても、有機野菜と呼ぶことは出来ないのです。


このように厳しい基準と審査により、表示可能となる有機JASマーク。これを基準に農作物を選ぶことで、私たちは安心して有機野菜を手にすることができます。






「無農薬野菜」とは


また有機野菜と並んでよく使われている無農薬野菜。


無農薬野菜=有機野菜というイメージがあるかと思いますが、有機野菜では一部認定されている農薬については使用が認められているため、農薬を一切使わずに栽培された「無農薬野菜」ではありません。


ただし、無農薬野菜と言っても、

  • 栽培期間だけ農薬を使っていない

  • 化学肥料は使っている

  • 土壌に農薬を使用している

と言った事もあり、また有機野菜のように基準や認定する機関もありません。



「無農薬」表示は禁じられている


無農薬野菜以外にも、天然栽培、自然栽培といった言葉が使われていることもありますが、これらは基準が明確でないため、消費者にも誤解を与えやすく、農林水産省によりそういった表示は禁止されています。


上記以外にも、減農薬、無化学肥料、減化学肥料といった表現も使用が禁止されています。




「特別栽培農産物」とは


ただし、認定を受けなくても農薬や化学肥料の削減に取り組む生産者も多くいます。


そこで、それらを「特別栽培農産物」という名称に統一して、減農薬および化学肥料の使用も控えるという基準を農林水産省がガイドラインで示しています。


ガイドラインでは、農産物に「特別栽培農産物」を表示をすると同時に、ガイドラインに準拠した内容:

  • 「農薬:栽培期間中不使用」

  • 「節減対象農薬:○○地域比〇割減」

  • 「化学肥料(窒素成分):当地比〇割減」


などを表示、さらに栽培責任者の氏名・名称、住所、連絡先等を表示するよう定められています。





野菜を正しく活用して健康な食生活を送ろう


オーガニック野菜は体に良さそうというイメージだけが一人歩きしていますが、実際は自然、環境に負担をかけないという大きな役割を持っています。


消費者として正しい知識を持って選ぶことで、健康的な食生活を実践するだけではなく、地球全体にも深く関わっていることを知る必要があります。


またせっかくの大切な恵みは無駄にすることなく、美味しく調理することも大切です。


私が開催している「オーガニック野菜料理教室」では、毎月1つ旬の野菜をテーマとして前菜・主食(主菜)・副菜・デザートまで作って野菜を無駄なく使い切る方法をお伝えしています。


  • この野菜はこの料理と決まっていて、マンネリ調理になっている

  • 調理方法が分からないので、旬でも使わない野菜がある

  • 野菜だけでボリュームのあるおかずが作れない

  • いつもこの位の量が残ってしまう

こんな悩みを持っている方々が受講されています。

すべてのお料理に1つの野菜を使うことで、様々なアレンジが学べ、余すことなく美味しく使い切ることができるようになります。


また、使い切ることも大事ですが、野菜は正しく保存することで栄養価も美味しさも長く維持する事が出来ます。


私、安部加代子が、料理ソムリエ+野菜ソムリエproとして、お料理だけではなく、保存や野菜の知識などあわせてたっぷりとお伝えします。





*詳細&お申込は こちらから


皆様のお申込みを、心からおまちしています。


安部加代子 

料理研究家・野菜ソムリエpro・オーガニック野菜ソムリエ

日本野菜ソムリエ協会認定料理教室「Kayo’s Vegetable Laboratory」主宰

野菜をたっぷり使った簡単ひと手間で手軽に作れるすこやかおうちごはんを提案。

自宅での料理・パン教室を中心に、企業レシピ開発、書籍へのレシピ提供をはじめ、小学校等での食育活動など幅広く活動。



【美味しく食べて、身体を中からキレイになれる】

オーガニック・マクロビ料理教室G-veggie

〒144-0031 東京都大田区東蒲田2-5-11

Tel : 03-6715-8772 / fax : 03-6733-8760

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