蜜蝋ラップ・エコロジーな暮らしから生まれたのは、自信でした。|オーガニック・マクロビ料理教室G-veggie
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  • 執筆者の写真meguru

蜜蝋ラップ・エコロジーな暮らしから生まれたのは、自信でした。



来年、私はどんな私になっているのだろう。


緊急事態宣言、自粛生活、オリンピック、政権交代。外出は控えるように言われたり、かと思えば旅行を積極的に推奨されたり。ここしばらく世の中で起こっている様々な事に振り回されることが続いています。


こんな非日常イベントと隣り合わせで、淡々と日常生活が進んでいく。社会に出てからは、学生の時に毎年進級していくような変化もない。季節が変わって、季節のイベントができたら、「よくやった自分!」と褒めたくもなる。


「自分の日常は、自分で変えていかないと、一生変わらない。」


誰かが言ってそうなこの社会のルールは、私にだってあてはまる。良くも悪くも今のままが楽、変わる方が大変。でも大変な未来だって、ちょっぴり覗いてみたい気もする。ワクワクとチクチクが同居する日常の方が、きっと楽しい。


今回の記事では、私がG-veggieで料理を学んで、蜜蝋(みつろう)ラップ作りの先生を始めて、一歩を踏み出せた話をしようと思います。


この先も読んで「いいな」と思った方は、ぜひワークショップに参加してくださいね♡





積み重ねると、自信が育つ


私はフリーランスで美容師をしています。専門学校を卒業して、美容室勤めを経てフリーランスになりました。行き過ぎた売上を追うのではなく、私の身の回りの大切な人の髪を切り、その人達を通してご縁をたぐり寄せながら、役に立てる範囲を広げていきたい。そう思っています。


髪を触る仕事をしている私にとって、職業柄「体質改善」はお客さんから聞かれることが多いテーマの1つでした。


食事について自分なりに勉強して、実際にトライして体質改善も自分なりに実感していました。


いい髪を生やす。

髪質を良くする。


感じた変化が、食べた物で身体ができていることを私に強く実感させました。





「もっと食事と身体の関係について勉強してみたい。」


そんな私が偶然出会ったのが、G-veggieのオーガニック・マクロビ料理教室でした。オーガニックとマクロビオティックを学び、これまで当たり前だと思っていた食習慣に改善点がたくさんあることに気がつきました。


パンや白米を主食に安い調味料を使った調理から、身体が喜ぶ玄米や味噌汁を食べるようにする。

発酵食品を中心とした日本食を積極的に食べるようにする。


ゆっくりと、でも確かに自分の身体がよくなっていく感覚がありました。


独学期間も含めて、4年間食事について学んだ。

食生活も変わった。

でもそれ以上に、私の中で起こった一番の変化は自信に対する考え方でした。


私よりも料理が上手な人、人間関係が広い人、お金を稼ぐことができる人はたくさんいる。でも、美容師としての技術以外に新しい料理の技術を自分のペースでコツコツ積み上げてこれた私にとって、自分のペースで自分の生き方をデザインしていける実績が作れたことは何よりの励みになりました。





自分の興味が、次の生きがいを作る


ただ野菜を食べればいいわけではない、

身体にいいものを選べるようになった方がいい。


食事について学ぶ中でこう思うようになりました。


なぜなら口にする物が育つ環境がよくないと身体にいい食べ物は育たないから。

そんな環境を維持するにはお金がかかるから。

だから安くない。


こんなことを気づき、私も地球に優しいことに取り組みたいと思うようになりました。


私が注目したのは、食品用ラップの利用を控えることでした。使いきりの食品用ラップの代わりに、何度も使えるガラスの保存容器などを使い初めてみました。


そんな中、私は蜜蝋ラップに出会いました。


蜜蝋とは、ミツバチが巣を作る際、お腹にある蝋腺と呼ばれる器官から分泌する蝋の事で、ミツバチの巣から蜂蜜を採取した後の巣に、熱や圧力を加えて採取されます。


この蜜蝋にを染み込ませて作ったものが蜜蝋ラップです。



抗菌・防腐作用、そして適度な保湿力があり食材の保存に使われており、食品用ラップの代用品として使われます。

繰り返し使えるという点で、食品用ラップよりも地球に優しい生活に近づけることができます。


でも、蜜蝋ラップは今まで使っていた食品用ラップに比べて値段が高い!

使ったことがない人にとっては、食品用ラップと同等の機能をもっているのかという不安…


そんな中、私は気がつきました。


「自分の生活に似合うものは、自分で作った方がいい。」


自分で作ったご飯の方が、自分の舌にあったものが作れる!

履き慣れた靴の方が、新品よりもずっと自分に似合ってる!


何より、誰かにやってもらうより自分でやったほうが、気づくことも多い。

本当の学びは自分で経験したことからしか得られないのだから。


こんなことに気がついたわたしは、以前知人から教えてもらった蜜蝋ラップの作り方を思い出し、自分で材料を集めるとこらから初めてみました。


最初は友人の間だけで開催していた蜜蝋ラップ作りのワークショップも、クチコミが広がり、こうしてG-veggieでも1DAYレッスンを開催出来る様にになりました。





蜜蝋ラップワークショップから始まる、次のステップ


G-veggieで開催しているオーガニック手作り蜜蝋ラップ講座は、2ヶ月に1回程度1DAYレッスンとして開催しています。


蜜蝋ラップに関連してのエコロジーな暮らしに関するレクチャーの後に、実際に3種類の大きさの蜜蝋ラップを作っていただきます。


このワークショップのおすすめポイントは、meguruオリジナル配合の蜜蝋で作れるところです。試作を重ね、扱いやすい質感に仕上がるようにしています。


さまざまなタイプの蜜蝋ラップがありますが、「meguruの蜜蝋ラップが一番使いやすい!」という言っていただけることも♡


また、過去の参加者のお力添えもあり、G-veggieだけでなく他の団体とのワークショップの共催や、企業からオファーをいただけるようになりました。


まだまだこの取り組みも始めたばかり。

伝えたいことはたくさんあるけれど、正直伝えられてないこともたくさんある。


そんな道半ばな姿だからこそ、等身大の私で、みなさんが一歩を踏み出すきっかけを作ることができるかもしれないと思っています。


蜜蝋ラップ作りを通して、地球に優しいエコライフについて一緒に考えてみませんか?

そして、自分の生活を変えていくきっかけを探してみませんか?






蜜蝋ラップ作りやエコ・サスティナブルな活動に関するお話しなど、みなさんとご一緒できることを楽しみにしています!



【meguru】


「誰でも無理なく簡単に!オシャレに楽しく」をモットーに、環境のため、自分たちのために、エコでサスティナブルな生活の実現を目指して活動しています。じんわりと人との繋がりを広げて、巡るようにモノを生み出し、地球に返していきたい。蜜蝋ラップ作りや草木染めのワークショップを中心に、自分に似合う地球に優しい日用雑貨作りを提案します。


meguruのインスタはこちらから


執筆:十一 智教

編集:片山 由貴


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