マクロビスイーツで美味しくきれいに!おすすめレシピ5選|オーガニック・マクロビ料理教室G-veggie
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マクロビスイーツで美味しくきれいに!おすすめレシピ5選



マクロビスイーツをご存じですか? このコラムでは、身体に優しいマクロビスイーツのレシピと、マクロビスイーツを手作りするメリットをご紹介します。


マクロビの考え方を取り入れて考案されたマクロビスイーツで、身体の内側からきれいに、健康的になりましょう。




マクロビスイーツとは?


マクロビオティックの考え方・食材の選び方を取り入れたのが「マクロビスイーツ」。


マクロビオティックの指針である身土不二、一物全体、陰陽のバランスを取り入れながら、その土地で取れた、オーガニックの旬の食材で作るスイーツです。


卵、乳製品など動物由来の食材をなるべく使わず、玄米や豆乳、野菜、ココナッツオイルなどを代用しますが、ヴィーガンスイーツの様に厳格に使ってはいけない食材と言うものはなく、バランスを取りながら美味しく体に優しいスイーツを楽しむ事が出来ます。




マクロビの考え方


ギリシャ語で「マクロ=大きな」、「ビオ=生命」、「ティック=術」という3つの言葉から成り立っていて、“偉大なる生命”を意味しています。


マクロビの基本的な考え方には「身土不二(しんどふじ)」「一物全体(いちもつぜんたい)」「陰陽調和(いんようちょうわ)」と、大きく分けて3つあります。ここでは、それぞれについて詳しく解説します。



身土不二

その土地でできたものを、その土地に住む人が食べることが推奨されています。身土不二とは「身体(身)と環境(土)は1つであり、2つに分けられない」という意味で、その土地に育ったものを食べることが健康に良いという考え方です。



一物全体

植物であっても穀物であっても丸ごと食べることが推奨されています。自然が形作ったものに、不要なものは何ひとつないからです。


穀物なら玄米や胚芽米、野菜や果物もできるだけ皮をむかずに食べることで、その食材の旨みや栄養を余すところなく取り入れられるのです。



陰陽調和

陰陽とは東洋哲学の考え方であり、すべての物事は陰と陽のエネルギーでできているとするものです。


マクロビでは、すべての食材を「陰性」と「陽性」に分けます。食材の陰陽のバランスを心がけた食生活を送ると体内の陰陽のバランスが整い、免疫力が強化されて自然治癒力が高まると考えます。




マクロビスイーツで使われる食材


マクロビスイーツでは、以下のような食材が良く使われます。


  • その土地で取れたオーガニックの農作物: 穀物・野菜・果物・豆類

  • 身体に負担の少ない甘味料: 甘酒・メープルシロップ・未精製の砂糖

  • 昔ながらの製法で作られた調味料: 海水塩・低温圧搾油


マクロビスイーツには、一物全体の考えから精製されていない全粒粉や砂糖、てんさい糖がよく使われます。また、かぼちゃやさつまいもなど自然の甘味をいかしたスイーツレシピも豊富です。




マクロビスイーツレシピ5選!


疲労回復ビーツのレッドゼリー


材 料(8人分)

ビーツ 1/4個(50g) / オレンジジュース 380cc / 水 150cc / 甜菜糖 20g /  寒天 5g / 塩 少々


(飾り用)ミント 8枚



作り方:

  1. ビーツは皮をむき、粗みじん切りにする

  2. ビーツを10分~15分弱火でゆでて、柔らかくする

  3. 2にオレンジジュース、甜菜糖、寒天を加え、沸騰したら2~3分そのままにしておき、火を止める。

  4. 3を型に入れて、冷凍庫で冷やし固める

  5. 4をフォークでクラッシュし、スプーンで器に盛り付け、最後にミント飾って出来上がり

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ふんわりカフェオレ・プリン


材 料(4人分)

穀物コーヒー 大さじ4 / 豆乳 2カップ(400cc) / 粉寒天 小さじ1/2 / 甜菜糖 大さじ 2 甘酒 大さじ 2 / 海水塩  少々 / アーモンド 4粒



作り方

  1. アーモンドは軽くローストして、砕いておく

  2. 鍋にアーモンド以外の材料を入れ、弱火にかける。

  3. 沸騰したら1分かき混ぜて火を止め、ハンドミキサーで撹拌させる。

  4. 3を型に入れ粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やす。

  5. 食べる寸前にアーモンドをのせる。

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ミントチョコアイス


材 料 (6人分)

ココナッツクリ―ム 1/2缶(200cc)/ 甘酒 1袋 (250g)/ 塩 ひとつまみ / ペパーミントエキストラクト 小さじ1/4  /  18g(1人3g)



作り方

  1. カカオニブ以外の材料を全てボウルに入れ、ハンドミキサーで撹拌する

  2. 器に入れ、カカオニブをふりかける

  3. 冷凍庫で一晩凍らしたら出来上がり!!

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超簡単★スイートポテト


材 料 (7個分)

さつまいも 300g / ココナッツクリ―ム 100㏄ / 塩 二つまみ / メープルシロップ 大さじ1



作り方

  1. さつまいもはやわらかくなるまで蒸して皮を剥き、二つまみの塩を加え、マッシャーで潰す。

  2. ココナッツクリームの味を見ながら、メープルロップを加えペースト状にする。

  3. 2.を50g取り分け、布巾で絞って形をととのえる

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よもぎ香るチアシードプディング


材 料(10人分)


材 料:


ココナッツクリーム 1/2缶(200cc)/ 甘酒 1袋 (250g) /  少々 / 乾燥よもぎ 5g


オーガニックサルバチアシード 大さじ4 / 水 180cc ★トッピング 玄米ポン


作り方


  1. オーガニックサルバチアシードは水に混ぜて5~10分おく

  2. 1以外の材料をすべてハンドミキサーにかけ、1を加えてホイッパーで混ぜる

  3. 器にそそいで冷蔵庫で冷やし、食べる直前に玄米ポンでトッピングする





マクロビスイーツ作りの5つのメリット


マクロビのスイーツを手作りにすることには、身体に嬉しいさまざまなメリットがあります。


添加物が入っていない

通常市販のスイーツには、防腐剤や香料、着色料などの食品添加物が含まれています。添加物すべてが体に悪影響を与えるとは言えませんが、中には発がん性のあるものも報告されています。


これに対して手作りのスイーツには、添加物が一切入っていません。そのため、市販のスイーツと比べると断然身体に良いのです。



栄養が豊富

マクロビスイーツには全粒粉やてんさい糖など、精製されていない小麦や糖類が使われているので、その分栄養価が高いのです。小麦や砂糖は、精製されるとその過程でビタミンやミネラルを失っています。


たとえば、全粒粉は小麦粉に比べてビタミンやミネラルが豊富で、ビタミンB1は約4倍、ビタミンB6は約5倍の量が含まれています。てんさい糖も砂糖と比べてカリウムが豊富なことに加え、砂糖には含まれないタンパク質も微量ながら含まれています。


また、かぼちゃやさつまいもなどの甘味をいかしたマクロビスイーツも豊富なので、野菜の栄養もしっかり取る事が出来ます。



アレルギーのある人でも食べられるレシピが多い

マクロビスイーツは卵や乳製品を基本使用しないので、アレルギーがある人でも食べる事が出来ます。

また、食品添加物のアレルギーがある人も、手作りのマクロビスイーツには添加物が含まれていないので安心です。



身体が冷えすぎない

精製された白砂糖は、陰性の中でも極めて陰の気が強い「極陰性」に分類されます。極陰性のものは身体をひどく冷やすため、日常的に摂ると冷え性になってしまうことも。


市販のスイーツには、通常白砂糖が使われているため、甘いものが好きでよく購入する人は要注意です。その点マクロビスイーツを手作りすれば、白砂糖ではなく、甘酒やてんさい糖、野菜などで優しい甘みを加える事が出来ます。



甘さを調整できる

買ってきたスイーツが甘すぎて、頭が痛くなった経験はありませんか? 市販のスイーツは甘味が強く、優しい甘味のスイーツはあまりみあたりません。ですので、1つスイーツを食べただけで砂糖の摂りすぎになることもあるのです。


砂糖の摂りすぎは身体に良いものではありません。砂糖を摂ると血糖値が急激に上がり、高血糖状態になります。すると身体は血糖値を正常に戻すために、血糖値を下げるインスリンというホルモンを大量に分泌します。


大量に分泌されたインスリンは、血糖値を急降下させるので、今度は身体が低血糖状態になってしまうのです。低血糖状態になると、身体は今度は血糖値を上げようとするため、また甘いものが食べたくなります。こうして砂糖依存症のような状態になり、結果として身体が常に冷えるなどの症状が出てくるのです。


これを避けるためには、なるべく優しい甘味のマクロビスイーツなどを食べるのが適切です。




もっとマクロビスイーツを身近に! G-veggieのオススメスイーツ講座



オーガニック・マクロビオティック・ヴィーガン・乳製品不使用で本当に美味しい♪ イタリアンスイーツを作りましょう。 材料は日本でカンタンに手に入るものばかりですので、ご家庭でレストラン・クオリティのヴィーガンスイーツが作れるようになります。




白い砂糖、卵、バターや生クリームなどの乳製品を一切使わず、豆乳やメイプルシロップ、米飴、葛、寒天などの植物性の素材だけでつくるイタリアンスイーツ・ディプロマ取得コースです。




まとめ


マクロビスイーツのおすすめレシピとメリットをご紹介しました。マクロビスイーツのメリットには、添加物が入っていないことや栄養豊富なことに加え、甘さを調節できることなどがあります。


また白砂糖を使わないので、身体が極陰性に傾かないというメリットもあります。ですのでマクロビスイーツは「身体の冷えが気になるけどスイーツは食べたい!」という人にもおすすめです。


もちろん、砂糖の摂りすぎはいけませんが、たまにはスイーツを食べたくなることもありますよね。そんなときは、スイーツを食べることを我慢するのではなく、ぜひ身体に優しいマクロビスイーツを手作りしてみてはいかがでしょうか?





宮入香織

1982年東京渋谷区生まれ。

学習院大学法学部政治学科卒。 

イタリア(Venezia)のパティスリーMayer にて2年間修業、イタリア各地のドルチェを学ぶ。

修業中同業者やお客様に小麦、白砂糖アレルギーが多いことに疑問を感じ、また自身も砂糖によって体調を崩したため、安全で安心なお菓子を提供したいという思いからオーガニック・マクロビオティックに興味を持ち、G-veggieにてマクロビオッティックを学ぶ。


2015年G-veggieインストラクター就任。

2019年クックパッド主催・食品ロスゼロを目的としたクッキングバトル優勝。



【美味しく食べて、身体を中からキレイになれる】


オーガニック・マクロビ料理教室G-veggie

〒144-0031 東京都大田区東蒲田2-5-11

Tel : 03-6715-8772 / fax : 03-6733-8760

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