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ヴィーガンが魚を食べない理由とは?ヴィーガンのメリット・デメリットも詳しく解説

更新日:2023年2月5日





肉類や魚介類をはじめ、一切の動物性食品を口にしないヴィーガン。しかし、なぜ食べないのかという理由は人それぞれです。

この記事では、なぜヴィーガンは魚を食べないのか、その理由を調べてみました。さらに、ヴィーガンのメリットとデメリットについても解説しています。


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そもそもヴィーガンとは


ヴィーガンとは肉や魚介類、卵や乳製品など、一切の動物性食品を摂らない完全草食主義者のことです。日々の食生活から動物性食品を抜くだけではなく、その代わりにたっぷりの野菜や植物性タンパク質を摂取することが、ヴィーガン食の基本となります。


日本では、女優の水川あさみさんや、芸人のブルゾンちえみさんがヴィーガンとして知られていますね。


人によっては、動物性油脂を使わないコスメを使ったり、本革ではなく植物性樹脂で出来たヴィーガンレザーを購入したりなど、食事以外でもヴィーガンライフを実践しています。




ヴィーガンが魚を食べない理由


ヴィーガンがなぜ魚を食べないのか、ここでは大きく分けて3つの理由をご紹介します。



倫理的な理由

まずは、倫理的な理由が挙げられます。これには動物愛護のためと、地球上の飢餓をなくすための2つの理由があります。


動物愛護の理由から

私たちは、当たり前のように肉や魚を食べているため、食べられるほうの立場に立って物事を考えることは通常ではほとんどありません。


ただ、中には「私たちの食生活のために、動物や魚介類が犠牲になるのはかわいそう」という考えを持っている人もいます。そのような倫理的な考えから、動物性食品の摂取を控えているヴィーガンやベジタリアンの人は多くいます。


たとえば、女優のケイト・ウィンスレットはヴィーガンですが、同時に動物擁護団体の「動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)」をサポートしています。また、女優のエレン・ペイジも自身がヴィーガンであることを告白しており、動物保護のための活動を行っています。


ひと昔前までは、魚は痛みを感じないという説が研究者の間で主流となっていましたが、近年ではそれが覆りつつあります。魚も人間と似たような恐怖や苦痛を感じるという研究結果が報告されているのです。


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そのため、今後はより多くの人々が倫理的な理由でヴィーガンになることが考えられますね。


地球規模の飢餓を救うため

国連の報告書によると、2020年の飢餓人口は推定で最大約8億人です。これは、世界人口の約1/10にも上る数ですね。


なぜ食料不足が起きているのかというと、実は世界中の穀物の約1/3が畜産に使用されているからです。私たちが食べる牛肉や豚肉、鶏の卵を出荷するためには、動物たちにエサを与えなければなりません。


これらの穀物が、動物ではなく人間に行き渡れば、飢餓人口は激減するでしょう。そのため、地球規模の飢餓を救うために、ベジタリアンやヴィーガンになる人もいるのです。




健康上の理由

水銀やマイクロプラスチックなどの問題に加えて、近年では海洋汚染がしだいに深刻化しています。そのため、それを理由にヴィーガンになる人もいます。


水銀の懸念

魚介類は身体に良い栄養素も多く含んでいますが、水銀やマイクロプラスチックなど、人体に有害な物質も含んでいます。


厚生労働省は、「日本人の水銀摂取の80%以上が魚介類由来」であるとし、妊婦の魚介類摂取について注意を促しています。とくに、マグロ類は水銀の含有量が高いため、本当はあまり頻繁に食べないほうが良いのかも知れません。


マイクロプラスチックの懸念

マイクロプラスチックとは、ごく小さなプラスチックのかけらのことです。このかけらが海に流れ着き、魚がエサと勘違いして食べることによって、魚の体内にマイクロプラスチックが蓄積されます。


その魚を私たちが食べると、私たちの体内にマイクロプラスチックが蓄積されるのです。マイクロプラスチックによる人体への悪影響は、まだ完全には解明されていませんが、がんを引き起こす可能性のある化学物質が検出されているとのことです。


そんな物質が体内に取り込まれると、悪い影響こそあれ、良い影響は何もなさそうですよね。そのため、魚を控える健康志向の人もいるのです。



宗教上の理由

宗教上の理由で魚を食べないヴィーガンも存在します。たとえば、仏教はもともと生物の殺傷を禁じているため、精進料理では肉や魚が使われていません。野菜や豆類などの植物性食品で作られています。また、ヒンドゥー教の一派でも、魚介類を食べることを禁じています。


最も、現代の仏教は食に関しての規制がゆるくなっているので、お坊さんでも肉や魚を食べる人は多いです。しかし、現代でも肉や魚が禁じられている宗派は存在します。




魚を食べなくても健康上の問題はない?


さまざまな理由で魚を食べないヴィーガンですが、魚を食べなくても健康上の問題はないのでしょうか?


結論から言うと、魚を食べないと健康を害するという明確なデータはありません。もちろん、魚にはビタミンDやビタミンB12の他、DHAやEPAなどの高度不飽和脂肪酸と呼ばれる身体に良い栄養素が豊富に含まれています。


しかし、先ほども述べたように水銀やマイクロプラスチックなど、有害物質も含まれているため、魚を食べたほうが良いとは一概には言えないようです。


また、ヴィーガンになってから身体の調子が良くなったという人もいます。たとえば、女優のジェナ・ディーワンは、ヴィーガンになってから「肌もキレイになったし、エネルギーもアップした」と雑誌のインタビューに答えています。


体質にもよるので、ヴィーガンで必ずしも体調が良くなるとは限りませんが、少なくとも試してみる価値はあるでしょう。



サプリメントで補うという方法も

肉や魚を食べないと健康面が不安な人は、サプリメントで補うという方法もあります。とくに、ビタミンB12やDHAはヴィーガンでは補いにくい栄養素なので、特別に良質なサプリメントで補っても良いでしょう。


それでも魚を食べないと不安に感じる人は、肉は食べないものの魚は食べる「ペスカタリアン」になるという手段も。身体や肌の調子を見ながら、あなたに最も適した食生活にシフトしていけると良いですね。





ヴィーガンのメリットとは


ヴィーガンを実践することには、さまざまなメリットがあります。ここではその中の4つをご紹介します。


生活習慣病のリスクの低下

アメリカ・カリフォルニア州ののロマリンダ大学で行われた研究によると、ベジタリアン(ヴィーガンも含む)の人は肺ガン、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病の死亡率が普通食の人と比べて半分以下でした。


このことから、ヴィーガン食は明らかに生活習慣病のリスク低下に繋がると言えるのです。


ヴィーガンは野菜や果物、植物性タンパク質をしっかりと食べることが基本であり、高カロリーのものはほとんど食べないので、それが生活習慣病を予防すると考えられます。


生活習慣病には遺伝要因もあるとされているので、遺伝的なリスクが高い人はヴィーガン食で生活習慣病を予防してみてはいかがでしょう。



疲れにくくなる

陸上選手のカールルイスや、プロボクサーのティモシー・ブラッドリーなど、プロのアスリートの中にはヴィーガンを実践している人もいます。なぜなら、肉類と比べて野菜の消化時間は圧倒的に短く、身体に負担がかかりにくいからです。


また、動物性食品の消化には、野菜類の消化と比べて約3倍のエネルギーが使われます。肉類中心の食事から、野菜と植物性タンパク質メインの食生活に切り替えることにより、身体中のエネルギーが温存され、疲労回復が迅速に行われるようになるのです。



ダイエットになる

動物性食品は基本的に高カロリー・高脂質ですが、植物性食品は低カロリー・低脂質のものが多いです。そのため、ヴィーガンを続けていると自然と痩せることになります。


さらに、ヴィーガンのスイーツはまだそれほど多くありません。たとえば、普通のケーキやクッキーには動物性油脂が含まれていますし、チョコレートにも乳製品が含まれています。


もちろん、ヴィーガン向けのスイーツも販売されていますが、その数は決して多くはありません。なので、買い食いの機会が減りますし、その結果ダイエットにも繋がります。





幸福度が上がるという研究結果も

アメリカで行われた研究では、ヴィーガン実践者のほうが、肉や魚を食べている人々よりも幸福度が高いという結果が出ました。


理由としては、ヴィーガン食が実際に健康へのメリットがあることや、ヴィーガン実践者が自分の信念を貫くことに対して精神的な満足が得られることなどが挙げられます。


実践するのは簡単とは言えないヴィーガンですが、幸福度が上がるのであれば、一度試してみたいと思いますよね。




ヴィーガンのデメリットとは


ヴィーガンにはデメリットもあります。ここでは3つの大きなデメリットをご紹介します。



外食が大変

自炊する場合は、食材を自分で選べるのでヴィーガンを実践するのはそれほど難しくありません。しかし、外食となると話は別です。


近年では、日本でもヴィーガン・レストランが増えてきています。しかし、地方ではまだまだ少数なので、外食時に困ることが多々あります。


たとえば、鍋料理や麺類は、だしに鰹が使われていることが多いですよね。サラダもドレッシングに乳製品が含まれていることがありますし、パスタに魚介類が含まれていることもあります。


このように、外食で完全にヴィーガンを実践するとなると、なかなか難しいものがあります。なので、ヴィーガンを実践するなら、基本的には自炊と考えたほうが良いでしょう。



意外とお金がかかる

「ヴィーガンは肉や魚介類を食べないので、お金がかからない」と思っていませんか?肉や魚介類を食べない代わりに、炭水化物を食べるのであればお金はかかりませんが、基本的にヴィーガンはその分野菜や植物性タンパク質を食べます。


節約のために炭水化物ばかり食べるのは、健康のためにもNG。なので、自己流ではじめると、思ったよりもお金がかかる場合が多いです。


もちろん、これは地域にも寄ります。たとえば、野菜の直売が多い田舎のほうであれば、野菜を安価に購入できるので、食費を大幅に節約することができます。逆に都会は野菜が高いので、通常の食生活よりもお金がかかることもあるでしょう。


特に料理の時間を短縮するために、加工食品を多く使うようになると、その分コストがかかるようになります。



家族や友人に気を使わせる

ヴィーガンを実践していて困るのが、家族や友人との食事ですね。1人で食べる場合は、自分で調理するので問題ありませんが、食事にお呼ばれしたり、何かのパーティーに出かけるときは、必ずしも先方がヴィーガン料理を提供してくれるとは限りません。


もし、あなたがヴィーガンであることを周囲に話していなければ、わざわざヴィーガン料理を提供してくれるとは考えにくいでしょう。


ヴィーガンであることを公表していた場合は、ヴィーガン料理を提供してくれるかもしれません。ただ、その場合は知人に気を使わせてしまうことになるので、逆に申し訳ないですよね。


また、レストランに行くときも、家族や友人は肉料理が食べたいのにも関わらず、あなたに合わせてヴィーガン・レストランに行くということもあるかもしれません。


このように、ヴィーガンには家族や友人と食事するときに気を使わせてしまうというデメリットがあります。





ゆるくヴィーガンを続ける方法も


さまざまなメリットがあるヴィーガンですが、実践するのは決して簡単ではありません。中には、一度ヴィーガンに挑戦したものの、挫折してしまった人もいるでしょう。


そんな人におすすめなのが、フレキシタリアン・ゆるくヴィーガンを続けること。


ヴィーガンになったからといって「絶対に肉や魚を食べてはいけない」ということはないのです。「あれを食べてはいけない」「これを食べてはいけない」とばかり考えていたら、結局ストレスが溜まってしまう可能性がありますよね。


たとえば、平日はヴィーガンを実践して週末だけ好きなものを食べても良いですし、逆に週末だけデトックスとしてヴィーガンを実践する方法も。


元ビートルズのポール・マッカートニーさんも球環境保護などを目的として”Meat Free Monday"「週に一日だけ菜食を実践する」と言う活動を展開しています。


制限のある食事を少しでもストレスに感じると、ヴィーガンを長く続けることは難しいものです。 しかし、いくら良いものでも、継続してみなければ効果が感じられません。


「ヴィーガンを試してみたいけど、食事制限は嫌」という人は、ぜひフレキシブルにヴィーガンを試してみてはいかがでしょうか。





ヴィーガンになるためのオススメ料理講座


オーガニック・マクロビ料理教室G-veggieでは、ヴィーガンがどんなものか知りたい方、ヴィーガンを試したい方、ヴィーガンの方にオススメの講座を開催しています。



健康、美容、そしてメンタルヘルスのためのライフスタイルとして、取り入れる方が増えてきたヴィーガン(ヴィーガニズム)。始まりは動物愛護が目的でしたが、実は自然環境にも多大な影響を与える重要なムーブメントなのです。


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まとめ


ヴィーガンが魚を食べない理由と、ヴィーガンのメリット・デメリットについてご紹介しました。ヴィーガンといっても、魚を食べない理由は人それぞれで、倫理的な理由や健康上の理由、宗教上の理由などが挙げられます。


ヴィーガンを試してみようか悩んでいる人は、週に1~2日のフレキシブルなヴィーガンから始めてみましょう。最初から完全にヴィーガンを実践しようとすると、挫折してしまうこともあります。


おすすめは、まずはゆるくヴィーガンを続けること。食の好みや体調に合わせてうまくコントロールしながら続けるとストレスにもなりません。ぜひゆるいヴィーガンで、ヴィーガンのメリットを実感してみてくださいね。




オーガニック・マクロビ料理教室G-veggie

G-veggieはGrain(穀物)とVeggie(野菜)を合わせた造語で、人間にとって大切な2つの食べ物を、料理の中心にして自然に寄りそった生活をしていきたいという意味を込めました。

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